2011年04月19日

すずむしベイビーが生まれます。

今日は、昨日までのいいお天気とはうってかわって、朝から雨模様でとっても肌寒いです。

今朝より、鈴虫を生育させている村のグループ「村おこしこぶし会(事務局:松川村役場内経済課商工観光係)」の皆さんと役場経済課商工観光係の職員が、村内某所にあります、鈴虫の孵化専用室に、卵のたくさんはいったケースを移動する作業を行っています。


すずむしベイビーが生まれます。


すずむしベイビーが生まれます。


甲斐澤会長さん達が丹精込めて育てたすずむしの卵を、村内某所のすずむし専用加温室にて孵化させ、1か月後には、何万匹のすずむしベイビーちゃんが誕生し、お申込みのあったお客様に「すずむし小包便」として発送されます。


加温室にてすずむしが孵化するまでの経過を会長さんに伺ったところ、まず、卵入りの土の入ったケースにたっぷり水をかけます。


こちらがただの土にみえますが、いっぱいすずむしの卵がはいったケース内の土です。
すずむしベイビーが生まれます。



無事に孵化するよう、気持ちを込めて水をかける会長さんです。
すずむしベイビーが生まれます。


水をかけたら、大きなラップで密封します。
すずむしベイビーが生まれます。


密封したら、加温室に並べていきます。こちらが、室内の様子です。
すずむしベイビーが生まれます。


既に孵化しているすずむしの赤ちゃんがいました。長くて白い触角があるちっちゃな虫がケース内にいます。湿気で曇っていますが、分かりますか??
すずむしベイビーが生まれます。



室内に気になるケースがありました。
すずむしベイビーが生まれます。



再び会長にお聞きしたところ、昨年、松川村で制定された「すずむし保護条例」に基づき、野生の鈴虫の採取を禁じられていますが、こちらの野生のすずむしは、平林村長の特別許可を得て採取されたものだそうです。


ケース内の交配だけだと奇形が生まれたり、血が濃くなってしまうため、各ケースに、大きくなったらこの野生すずむしを入れていき、よりよいすずむしを孵化させていくそうです。なかなか奥が深いですね。




湿度を80度~90度に保った室内で、すずむしが頑張って今日から孵化していきます。


村のシンボルであるすずむしの新たな誕生を、あたたかく見守っていきたいと思います。


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Posted by松川村観光協会at10:13 すずむし