2022年09月09日

安曇野ちひろ美術館 秋の展示

9月10日から12月4日まで、安曇野ちひろ美術館で秋の展示が始まります。

ちひろからの定期便 「子どものしあわせ」と「こどものせかい」
安曇野ちひろ美術館 秋の展示

いわさきちひろ ぶどうを持つ少女 絵雑誌「こどものせかい」1973年10月号 1973年

いわさきちひろさんは、人びとの日々のくらしを彩る絵を描きたいと、印刷媒体を作品の発表の場に選びました。絵本とともに、月刊の雑誌や絵雑誌も大切な仕事でした。なかでも「子どものしあわせ」と「こどものせかい」は、制約が少なく自由に描けたことから、時代ごとの代表作が生まれました。本展では「子どものしあわせ」と「こどものせかい」を中心に、印刷技術と画風の変遷もあわせて紹介します。


<企画展>谷内こうた展 風のゆくえ
安曇野ちひろ美術館 秋の展示

谷内こうた 『なつのあさ』(至光社)より 1969年

ちひろ美術館としては1997年以来、25年ぶり、そして回顧展としては初めての谷内こうた展を開催します。
谷内こうたさんは、1971年、22歳のときに3作目の絵本『なつのあさ』で日本人として初めてボローニャ国際児童図書展のグラフィック賞を受賞、鮮烈なデビューを果たしました。そぎ落とされた絵と詩のようなことばで展開する絵本は、日本でもヨーロッパでも驚きをもって迎えられました。移り行く光や空気を色の変化で表し、現実と空想の世界を自由に行き来する谷内さんの絵本は、今も見るものを魅了し続けています。
彼の50年近い画業のなかで生まれた作品の数々をご覧ください。

ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱
安曇野ちひろ美術館 秋の展示

キアラ・ラパッチーニ(イタリア)『ねぇ こっちむいて!』(小学館)より 1998年

絵本画家たちは、画材の使い方にさまざまな工夫を凝らしています。伝統的な画材が使われているものもあれば、画家独自の手法を用いるものもあり、それぞれに個性豊かな世界をつくりあげています。世界の絵本画家の作品を油彩、水彩、アクリル絵の具、パステル、マーカーなどの「画材」に焦点をあてて紹介します。



同じカテゴリー(安曇野ちひろ美術館)の記事画像
安曇野ちひろ美術館、開館です
サイクリングでちひろ美術館へ
北アルプスパノラマウォークを開催しました
桜満開
安曇野ちひろ美術館 内覧会報告
安曇野ちひろ美術館 内覧会報告
同じカテゴリー(安曇野ちひろ美術館)の記事
 安曇野ちひろ美術館、開館です (2024-03-01 16:05)
 サイクリングでちひろ美術館へ (2023-06-06 09:37)
 北アルプスパノラマウォークを開催しました (2023-05-15 16:05)
 桜満開 (2023-04-06 12:00)
 安曇野ちひろ美術館 内覧会報告 (2022-06-20 16:20)
 安曇野ちひろ美術館 内覧会報告 (2022-03-10 11:53)

Posted by松川村観光協会at12:13 安曇野ちひろ美術館