安曇野ちひろ美術館「あれ これ いのち」

松川村観光協会

2024年09月10日 15:33

昼間の暑さはまだまだ健在ですが、朝晩の涼しさなど秋の気配も感じられるようになってきました。
赤とんぼもたくさん飛んでいて、稲刈りも始まり、景色もこれからどんどん秋らしくなっていきます。


先日、安曇野ちひろ美術館の内覧会にお邪魔させていただきました。
9月7日(土)から始まっている企画展は、「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ」第3弾「あれ これ いのち」です。



1年を通して行われてきた企画展もとうとう今回で最後。
今回はアートユニットのplaplaxさんと、保全生態学の鷲谷いづみ先生とのコラボ企画です。


ちひろさんが何気なく描いたであろう生き物の絵を専門家が見ると、今では絶滅危惧種の生き物が描かれていることが分かったり。
ちひろさんが描いていた時代にはこんな植物が身近にあったんだなぁ。今はどうだろう・・・と、ちひろさんの時代から現代への繋がりを通して信州の自然を考えてみたり。
とても良い機会になっていると感じました。



展示方法も、毎回大人も子どもも楽しめる仕掛けがいっぱい!
ちひろさんの絵と仲良くなれること間違いなしです。

床が秋仕様になっているのも魅力的なポイントでした。




また、美術館の中庭には「共生の庭」と題して、色々な草花が植えられています。
季節によってどんな植物が生えているか見るのも楽しいですよ。



この企画展は12月1日まで。
この機会に是非お越しください。


※今回の写真は内覧会時のもので、許可を得て撮影・掲載しています

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